2025.02.14
不動産売却
金利が上がれば不動産価格が下がる!?
金利が上がれば不動産価格が下がる!?
金利が上がると不動産価格が下がる、という話を聞いたことがあるかもしれません。
なぜそうなるのか?いくつかの理由があります。
1.ローンの支払いが増える
家を買うとき、多くの人は銀行からお金を借ります。
このとき、借りたお金に対して金利がかかります。金利が上がると、借りたお金の返済額が増えるため、毎月の支払いが高くなり結果として、家を買う人が減り、家の値段も下がることがあるのです。
2.買える家の値段が下がる
金利が上がると、同じ金額のローンを借りても、以前より高い月々の支払いが必要になります。そのため、同じ収入でも買える家の値段が低くなってしまいます。たとえば、金利が低いときには3,000万円の家が買えた人が、金利が高くなると2,500万円の家しか買えない、ということが起こり得ます。
3.不動産投資の魅力が減る
不動産を購入するのは、自分が住むためだけではなく、投資として買う人もいます。金利が上がると、銀行に預けたり、債券を買ったりする方が利益が出やすくなるため、不動産に投資する人が減ります。投資する人が減ると、需要が減り、結果として不動産価格が下がります。
金利が上がると、お金を借りるコストが増えるため、家を買う人や不動産に投資する人が減ります。
その結果、家や土地の値段が下がることが多いのです。ただし、金利の上昇がどれくらいの影響を与えるかは、経済の状況や地域によって異なります。
現在の低金利は、多くの買い手にとって住宅購入を後押しする要因となっています。金利が低いと、多くの人がローンを組んで家を買いやすくなり、需要が高まります。この需要が高い状態のうちに、家を売ることで、より良い価格で売却できる可能性が高まります。
低金利のチャンスを最大限に活用
1.買い手が減る前に売却する
金利が上がると、住宅ローンの金利も上がるため、買い手の月々の支払いが増えます。これにより、「今は家を買うタイミングではない」と考える人が増えるかもしれません。つまり、金利が上がる前に売却をすることで、より多くの買い手にアプローチでき、競争の激しい市場で有利に立つことができます。
2.金利上昇の影響を回避
金利が上がると、住宅価格が下がることが予想されます。特に、金利上昇が急激な場合、その影響は大きくなります。家の価値が下がる前に売却することで、将来的に損をするリスクを回避できます。
3.売却後の資金を効果的に運用
金利が上がる前に家を売却し、その資金を次の投資に回すことができます。金利が上がると、預金や債券の利回りが良くなるため、売却資金を安全な投資に移すことで、安定した収益を得ることも可能です。
2024年9月都市銀行の住宅ローンの変動型の金利上昇はまだ見られませんが、ネット銀行ではすでに金利を上げているところもありますし、10月には変動金利を上げると発表している都市銀行もあります。
“今”がその時かもしれません。
金利の変動は、不動産市場に大きな影響を与える重要な要素です。現在の低金利のチャンスを活かして、より有利な売却をお考えの方は、ぜひご相談ください。未来の資産形成に向けた最善の選択を、私たちが全力でサポートいたします。
お問い合わせ先 不動産事業部
TEL.078-306-6625